【プラハ30日共同】チェコが生んだ作家カフカを記念したフランツ・カフカ賞に選ばれた作家村上春樹さん(57)が30日午前、授賞式を前にプラハ市内で記者会見し「カフカは大好きな作家で、私の作家キャリアの出発点。その賞をいただくのは非常に光栄です」と話した。
2004、5年のカフカ賞受賞者がその年のノーベル文学賞を受け、村上さんも今年、ノーベル文学賞の候補の1人と目された。「ノーベル賞については誰からも何も聞いていません。ここで言うのは申し訳ないが、賞には関心がない。読者が私にとっての賞です」と話した。
会見では、チェコの記者を中心に創作などについて活発な質疑があり、村上さんは英語でていねいに答えていた。また「今日が生まれて初めての記者会見。こんなに集まるとは思わなかった」と話すと、会場は笑いに包まれた。
授賞式は同日夕(日本時間31日未明)、プラハの旧市庁舎で行われる。
30日午後1時ごろ、福井市新保町の大型ショッピングセンター「ワイホーム」新保店の商品搬入口から体長約60センチの子グマが侵入し、屋根裏に逃げ込んだ。店員の110番で駆けつけた県警福井署員が店内の一部を立ち入り禁止にし、約5時間後に猟友会会員が麻酔銃を使って捕獲した。店員などにけが人はなかった。


宇都宮市で21日、警察の裏金問題を巡る市民団体のシンポジウムがあり、栃木県警の元警部補、阿久津武尚氏(60)が「現職時代、上司に架空の領収証を書かされたほか、交通違反のもみ消しと思える事実があった」などと告発した。真相はどうなのでしょうねぇ、、、
阿久津氏は1966年に任官、県内各署や高速隊などに勤務。今年3月、大田原署地域課の警部補で定年退職した。シンポは「市民オンブズパーソン栃木」(高橋信正代表)の主催。阿久津氏は主に97〜01年の黒羽署勤務時の体験を話した。
阿久津氏によると、98、99年のいずれも12月、当時の同署会計課長に命じられ、あて名欄が空白の領収証1万円分を計2回書かされた。課長に領収証のひな型を示され「同じように書いてほしい」と言われたという。阿久津氏は「命令に服して領収証を書いたが、今思えば裏金作りに加担していた」と話した。
また、96〜01年の同署交通課時代には、管理していた処分前の交通違反者の違反切符のうち計8人分の一部または全部が抜き取られた。後で確認したところ、いずれも行政処分や刑事処分がなされていなかったという。
講演内容について手塚真・県警会計課長は「過去を通じ、偽造領収証などによる裏金作りはないと承知している。事情が分からないので、当時の上司や本人に話を聞きたい」と話した。【吉井理記】
ガラス製の音楽CDが世界で初めて開発され、発売された。音のゆがみがなく、音質も劣化せず、デザインも美しい“夢のCD”だ。試聴した音楽評論家らからは、実際の演奏通りに聞こえると、驚嘆の声が上がる。1枚9万8700円と高いが、開発者で発売元のN&Fレーベルの録音家の福井末憲さんは普及に期待している。もともと音質のよいSACD (スーパーオーディオCD)規格のCDを
ヒット中のアニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄(うた)」の歌詞が萩原朔太郎(1886〜1942)の詩「こころ」と酷似している――。現代詩作家の荒川洋治さん(57)が月刊誌「諸君!」11月号で告発し、波紋を広げている。
「テルーの唄」は「ゲド戦記」監督の宮崎吾朗さん(39)の作詞。一方、萩原朔太郎は大正・昭和期を代表する詩人。詩集「月に吠える」や「青猫」で知られ、「こころ」は25年刊行の「純情小曲集」に収められた。
両者の類似部分を荒川さんは列挙する(こころ、テルーの唄の順)。「こころをばなににたとへん」/「心を何にたとえよう」▽「音なき音のあゆむひびきに」/「音も途絶えた風の中」▽「たえて物言ふことなければ」/「絶えて物言うこともなく」――など。
荒川さんは「道行くふたりという人物設定、状況、空気、語調は、たいへんにている。構成もにている」と指摘する。
荒川さんは、宮崎さんがインタビューで朔太郎の詩を参考にしたことを明らかにしていることや、「ゲド戦記」の公式サイトでも「こころ」を「参考資料」として掲げていることを認めた上で、「問題がある」と批判。「『作詞・宮崎吾朗』とすることに、少しのためらいも感じなかったのだろうか。ここは『原詩・萩原朔太郎 編詞・宮崎吾朗』とでもするべきではないか」と主張する。
荒川さんの主張に対し、映画を製作したスタジオジブリは「一切ノーコメント」としている。
【米本浩二】
著作権問題に詳しい日本文芸家協会副理事長、三田誠広さんの話 表現を微妙に変えていて、「こころ」の盗作とは言い難い。しかし、朔太郎の詩がなければこの歌詞が書けないことは明らか。モラルの問題として、朔太郎への感謝の言葉を入れるべきだ。ネットなどには出ているというが、シングルCDの購入者には分からない。先行する芸術への尊敬の気持ちが欠けている。
本研究でCauxinがネコ尿中フェロモン前駆体として考えられているFelinineとあります。(引用部分にはミスタイプがありそうな気がしていますが、そのままコピペしました)
(2-amino-7-hydroxy- 5,5-dimethyl-4-thiaheptanoic acid)の
前駆体ジペプチド3-methylbutanol-cyesteinylglycineを
尿中で加水分解していることを明らかにした。
ネコのおしっこに特有の嫌なにおいは、特殊なタンパク質が原因の1つとなっていることを、理化学研究所(埼玉県和光市)や岩手大などの研究グループが突き止め、21日付の米国の科学誌(電子版)に発表した。
理研フロンティア研究システムの宮崎雅雄研究員(獣医学)は「このタンパク質の働きを抑えられれば、においに悩まされなくてすむかもしれない」と話している。
研究グループは、ネコの性フェロモンと関係があると考えられているアミノ酸の一種「フェリニン」と、「コーキシン」と呼ばれるタンパク質が、いずれもネコやその近縁種の尿にだけ大量に含まれていることに注目。試験管内でフェリニンの前駆物質にコーキシンを混ぜたところ、コーキシンが触媒として働いてフェリニンが作られることを確認した。
猫の尿のにおいのもとになる物質は猫特有のたんぱく質「コーキシン」で作られていることを、理化学研究所と岩手大のグループが突き止めた。飼い猫の尿のにおいに悩む人は少なくないだけに、研究グループは「コーキシンの合成を抑制できる物質を開発して猫に食べさせると、消臭に役立つだろう」と話している。20日付の米科学誌「ケミストリー&バイオロジー」電子版に掲載される。
一般に、人間やほ乳動物の尿にたんぱく質が混じると、腎臓機能の障害を示す兆候とされる。しかし猫の場合、健康であっても尿に大量のたんぱく質が含まれている。
グループは03年、尿中たんぱく質の90%以上が、腎臓で作られる猫特有のたんぱく質で占められていることを発見。猫が好奇心の強い動物であることから、「コーキシン」と命名した。
その後、コーキシンがどんな働きをするか解明するために実験を重ねたところ、尿の中のある物質にコーキシンを混ぜると、この物質が分解され、猫の尿にだけ存在し、においの原因となるアミノ酸「フェリニン」ができることが判明。コーキシンとフェリニンは猫が成長するにつれて増えることも分かった。
獣医師で理研の宮崎雅雄グループディレクターは「コーキシンとフェリニンは、雄の方が雌や去勢したオスより約4倍も多かった。異性をひきつけるフェロモンと関係するかもしれない」と話している。【下桐実雅子】
成田空港の暫定平行滑走路延伸工事に伴い、成田国際空港会社が航空保安無線施設の移設を予定していた滑走路南側の森林に、環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定しているオオタカの巣が確認されたことが21日、分かった。
同社は「オオタカの生態に影響を与える恐れがある」として、移設予定地を滑走路の北延伸部分よりさらに北側に変更することを検討している。
航空保安無線は飛行中の航空機に方位と距離の情報を与えるシステム。現在は暫定滑走路の北側に設置しているが、北延伸に伴い、反対側の滑走路南端から数百メートルの位置に約1ヘクタールの用地を確保し、移設する計画だった。
成田国際空港の暫定平行滑走路(2180メートル)北伸に伴い、航空保安無線施設の移転が予定されていた滑走路南側地域の森林(千葉県芝山町)で、希少種の猛禽(もうきん)類・オオタカの生息が確認されていたことが分かった。成田国際空港会社は、延長する滑走路の北端に移設位置の変更を検討している。しかしオオタカ生息地は新設予定の東側誘導路にも近く、動物保護団体などは影響を懸念している。
オオタカは生息地の環境悪化などから絶滅が危惧(きぐ)され、種の保存法で希少種に指定されている。
同社は7月に公表した環境影響調査で生息を確認していたが、報告書では「猛禽類の営巣」と表現していた。オオタカと明記しなかったことについて、同社は「密猟などを防ぐため」と説明している。
移設が予定されているのは、VOR(超短波全方向式無線標識)とDME(距離測定装置)を併設した施設で、航空機との方位や距離を測定し、電波で航空機に知らせる。滑走路の中心線を知らせる役割があり、通常、中心線の延長線上に設置される。
同社は当初、滑走路北端にある施設を、北伸工事を機に南端に移す計画だった。しかし、オオタカへの影響を避けるため、北伸の先端部に移す方向で検討している。
日本野鳥の会の金井裕主任研究員は「生態系の頂点にいるオオタカの確認は、周辺の環境が豊かであることを意味している。追跡調査などを行い、誘導路建設計画も慎重に行ってほしい」と話している。【柳澤一男】
アイヌ民族の英雄叙事詩・ユーカラが大量に書き残され、貴重な遺産とされる「金成(かんなり)マツノート」の翻訳が打ち切りの危機にある。言語学者の故・金田一京助氏と5月に亡くなった萱野茂氏が約40年間に33話を訳した。さらに49話が残っているが、事業を続けてきた北海道は「一定の成果が出た」として、文化庁などに07年度で終了する意思を伝えている。翻訳打ち切りにどんな大義があるのか私にはわかりませんが、
ユーカラは、アイヌ民族の間で口頭で語り継がれてきた。英雄ポンヤウンぺが神様と闘ったり、死んだ恋人を生き返らせたりする物語。
昭和初期、キリスト教伝道学校で英語教育を受けた登別市の金成マツさん(1875〜1961)が、文字を持たないアイヌの言葉をローマ字表記で約100冊のノートに書きつづった。92の話(10話は行方不明)のうち、金田一氏が9話を訳し、萱野氏は79年から道教委の委託で翻訳作業を続けてきた。その成果は「ユーカラ集」として刊行され、大学や図書館に配布された。アイヌ語は明治政府以降の同化政策の中で失われ、最近は保存の重要性が見直されつつあるが、自由に使えるのは萱野氏ら数人に限られていた。
文化庁は「金成マツノート」の翻訳に民俗文化財調査費から28年間、年に数百万円を支出してきた。今年度予算は1500万円のうち、半額を翻訳に助成。同予算は各地の文化財の調査にも使われる。
これまでのペースでは、全訳するのに50年程度かかりかねない。文化庁は、「一つの事業がこれだけ続いてきたことは異例」であり、特定の地域だけ特別扱いはできないという。これをうけ、北海道は30年目を迎える07年度で終了する方針を関係団体に伝えた。
道教委は「全訳しないといけないとは思うが、一度、区切りを付け、何らかの別の展開を考えたい」としている。
樺太アイヌ語学研究者の村崎恭子・元横浜国立大学教授は「金成マツノートは、日本語でいえば大和朝廷の古事記にあたる物語で、大切な遺産。アイヌ民族の歴史認識が伝えられており、全訳されることで資料としての価値が高まる」と話している。
日本人類学会(馬場悠男会長)は19日、札幌市の札幌医科大グラウンドで、アイヌ民族の風習による慰霊祭「イチャルパ」を営んだ。研究者らがアイヌ民族の骨をずさんに管理していたことが問題となった経緯があり、同学会が初めて主催した。日本人は協調の民族、平和共存を求めて「戦ってきた」ようですが、
札幌医科大によると、同大は1960年代から遺跡の発掘調査などで出土したアイヌ民族の骨の収集を始め、16−18世紀を中心に約270体を保管。このほか縄文時代などの人骨約370体も保管している。
馬場会長は「過去に(盗掘など)人道的な配慮がなく収集されていたことを戒め、眠っているすべてのアイヌ民族の骨を供養したい」とあいさつ。今井浩三学長も「(アイヌ民族との)相互理解の下に、研究成果を社会全体で共有できるよう努めたい」と述べた。
日々の連絡手段として欠かせない電子メール。アドレスを間違うと、エラーメールが戻って来て、送ったメールが届かなかったことが分かる。それはよくあるが、メールを送った人が知らない内にメールが無くなっている、そんなケースが全体の1%にのぼることが、米研究機関の調査で明らかになった。大事な用件が伝わらなかったら大変だ。マイクロソフトリサーチのHPにあった記事は
約37万通のメールの送受信で「実験」
送ったメールの1%は届かない?
送ったメールの1%は届かない?
調査は米マイクロソフト社の研究機関「マイクロソフトリサーチ」が2006年10月に発表したもので、実際にメールを送受信して、メールがただ消えてなくなる(silent email loss)割合を測定した。
実験では、米国、英国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの5か国、46個のメールアカウントを使用して、約37万通のメールを送受信した。メールの内容は、エンロン裁判で公開された同社社員によるメールの文面を集めた「エンロンコーパス」と呼ばれるものから、1,266通を使用した。
その結果、消えてなくなったメールの割合は1.79%〜3.36%だった。ただし、これには、メールの内容に応じて、迷惑メールをブロックする「スパムコンテンツフィルター」による消失を含んでいる。この影響を除くと、メールが消える割合は0.71%〜1.02%と推計されている。日本でも同じことが起きている可能性は強い。
迷惑メール防止対策が裏目に
報告書によると、メールを送信・転送するための「SMTP」と呼ばれるサーバーをメールが通過する際に、ブロックされてしまう、ということのようだ。このサーバーには迷惑メールの通過を防ぐために、「ホワイトリスト(通過を許可するリスト)」「ブラックリスト(通過を許可しないリスト)」が利用されているが、この対策が裏目に出ていると見られている。
報告書では、「もたらされる損失は大きいため、この問題を無視できない」とし、新しいメールシステムを提案している。当分の間は、商談や就職活動などの大事なメールでは、「怪しいと思ったら電話で確認してみる」といった自衛策が必要そうだ。
東京都と日本オリンピック委員会(JOC)が進める2016年夏季五輪の招致組織づくりで、JOCの水野正人理事(63)の就任で固まっていた事務総長人事が、国際オリンピック委員会(IOC)の指摘を受けて白紙となる見通しになったことが18日、分かった。招致活動は出だしでつまずくことになる。利害関係者をなんの疑問も抱かずに選ぶ、その神経がどうかしている。
同理事が会長を務めるスポーツ用品メーカー大手のミズノは、IOCの公式サプライヤーとなっている。関係者によると、招致の要職に就くのは倫理上問題があると判断された。
ミズノはIOC委員や事務局員にブレザーを提供するなどの契約をIOCと結んでいる。JOC内で事務総長就任を疑問視する声が出た。水野理事がスイスのIOC本部を訪問し、直接倫理委員会関係者に問い合わせた結果、問題があると回答されたという。





14日午後3時半ごろ、釧路管内浜中町の国有地で、ハンターの同町茶内、酪農業、伊東博さん(62)と同町、同、森一郎さん(59)の2人が駆除しようとしたヒグマに逆襲され、伊東さんが頭の骨を折り死亡、森さんが頭や右手、右足に重傷。ヒグマは別のハンターに射殺された。
14日午後、神奈川県伊勢原市であった衆院神奈川16区補選の自民候補の街頭演説会で、同市役所駐車場が許可なしに会場として使われた。安倍晋三首相が出席し約4000人(陣営発表)が集まったが、期日前投票に来た市民から市選管に「駐車場が使えない」「混雑し嫌になって投票せず帰った」と苦情が寄せられた。市は「遺憾だ。なし崩し的に使われた」とし、同党神奈川16区支部は「警備上の理由からだと思う。確認する」とコメントした。
市によると、党側は市役所駐車場に隣接する市民文化会館前広場の使用を申請し、同館長が許可していた。演説の2時間前、駐車場使用に気づいた市が移動を求めたが党側は「安全確保が難しい」などとなし崩し的に駐車場が使われたという。市内の主婦(61)は「駐車場に車を入れようとしたら交通整理の人に『ここはダメ』と言われた。演説会で投票を妨げられるのはおかしい」と話していた。【佐藤浩】